日之御子神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/02 07:19 UTC 版)
日之御子神社 | |
---|---|
所在地 | 長野県長野市鬼無里日影字田之頭8600 |
主祭神 | 大日孁命 |
社格等 | 無格社 |
本殿の様式 | 一間社流造 |
日之御子神社(ひのみこじんじゃ)は、長野県長野市鬼無里日影字田之頭8600にある神社。
概要
建長元年(1249年)4月に相模国鎌倉から三浦三郎泰久という人物が当地に移住し、守護として奉斎した。当社の伝承では三浦氏は先祖から伝来した巻物3巻を読み九尾の狐である玉藻前を討伐したといい、当地に移住した後に1巻を神社の宝物として奉納したとされる。正平年間には楠木氏の崇敬が厚く、足利氏との戦の際に鎧1具を奉納したという[1]。
現在でも神社の周囲に城ヶ峯・舞台・酒盛りなどの地名があることから、古社であると考えられる。また田之頭集落の産土神とされ、1963年時点で氏子数は20戸612人であったという[2][3]。
脚注
- 日之御子神社のページへのリンク