新川 (西東京市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/20 13:44 UTC 版)
新川 | |
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北原町新川開渠部
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水系 | 一級水系 荒川 |
平均流量 | -- m3/s |
水源 | 東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構 (西東京市緑町) |
河口・合流先 | 大泉井頭公園 (練馬区東大泉) |
流域 | 東京都西東京市 練馬区 |
新川(しんかわ)は、東京都西東京市〜練馬区に、かつて存在した河川[1]。
この項では、西東京市と練馬区の両区間を記載する。
概要
東京都西東京市から練馬区に存在する廃河川。西東京市(旧 田無市・保谷市)練馬区の間に存在した、白子川上流部の支流。
途中に存在していた湧水と合流しながら、複雑に蛇行した経路を持っていた。
「上保谷のシマッポ」「ホリッコ」と呼ばれていた。
源流
東京都西東京市緑町一丁目。東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構敷地内。
流路
- 上流部
- 東京大学生態調和農学機構敷地内から、かつて泉小学校があった方向へ流路を形成し、起点は南北2本存在していた。
- 北側の流路は、谷戸小学校南東部から谷戸町1丁目を北西に進路を取り、如意輪寺方面へ流路を形成。
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南側の流路は、北原町3丁目第1公園付近から東進し二中通りに至り北へ進路を変る。
田無第二中学校東門から再度住宅地へ東進し、北原町1丁目38番地の南側から東側境界線を沿う形で北へ経路を形成し、さらに住宅街を東進し北原町1丁目13番地に至るが、その間の住宅街の経路は2020年台現在でもコンクリート蓋水路敷暗渠以外に開渠が残留する。
また、過去湧水が存在し流路が合流していた。そして如意輪寺付近で南北の流路が合流する。 -
保谷志木線と交差する歩道橋付近は、流路が谷間となる為高低差がわかる複雑な地形を形成。元西東京市立泉小学校付近の北側にコンクリート蓋暗渠として構造物を残す。
碧山通り東進。途中の伏見通りで流路は断絶されるが、西東京市保谷庁舎方面へ流れる。
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(泉町歩道橋部)
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新川暗渠部。2025年現在、蓋部が更新されている。
- 下流部
- 西東京市保谷庁舎敷地内から南下。西東京市中町にある碧山小学校を経て天神山交差点周辺を、大きくS字型に蛇行しながらかつての谷部を北上。一部は開渠が残留する。
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西東京市中町新川暗渠路地
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(東町5丁目22付近開渠)
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(東町5丁目22付近開渠)
- 練馬区内に入ると暗渠跡は路地として残留するから区間が存在し、南大泉図書館の南側を経て大泉井頭公園方面へ流れる。
流域
- 西東京市
- 練馬区
脚注
関連項目
- 新川 (西東京市)のページへのリンク