新たなフランス人旅団の編制開始
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「第33SS武装擲弾兵師団」の記事における「新たなフランス人旅団の編制開始」の解説
1944年9月、ドイツ陸軍反共フランス義勇軍団および第8フランスSS義勇突撃旅団は解隊され、それぞれの古参兵は武装親衛隊における新設のフランス人旅団に編入された。第8フランスSS義勇突撃旅団の将兵は「第57SS所属武装擲弾兵連隊」(Waffen-Grenadier-Regiment der SS 57)として、反共フランス義勇軍団の将兵は「第58SS所属武装擲弾兵連隊」(Waffen-Grenadier-Regiment der SS 58)として編制され、この2個連隊 が旅団の基幹部隊となった。 第57SS所属武装擲弾兵の連隊長には突撃旅団の指揮官であったポール=マリ・ガモリィ=デュブルドSS義勇中佐(SS-Frw. Ostubaf. Paul-Marie Gamory-Dubourdeau)が就任し、第58SS所属武装擲弾兵連隊の連隊長には反共フランス義勇軍団第I大隊長であったジャン・ブリドー武装少佐(W-Stubaf. Jean Bridoux)が就任した。そして、旅団長には反共フランス義勇軍団指揮官であったエドガー・ピュオ武装上級大佐(W-Obf. Edgar Puaud)が就任したが、1944年9月25日、親衛隊全国指導者ハインリヒ・ヒムラーからフランスSS部隊査察官に任じられていたグスタフ・クルケンベルクSS少将(SS-Brigf. Gustav Krukenberg)が旅団に着任した。
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