文化三角地帯とは? わかりやすく解説

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文化三角地帯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/05 16:45 UTC 版)

スリランカの地図。北中部のアヌラーダプラ、その南東のポロンナルワ、島中央部のキャンディを結ぶ三角形が文化三角地帯。

文化三角地帯 (Cultural triangle) は、スリランカのほぼ中央に位置する古代遺跡が集中するエリアのことである。アヌラーダプラポロンナルワキャンディの3都市を結ぶ三角形の中に、シーギリヤ石窟寺院のあるダンブッラ、ミヒンタレー、ナーランダなど、スリランカで重要な遺跡が多く含まれている。

歴史

1977年セイロンからスリランカへと体制が変換されたことをきっかけとして、国家遺産省考古局はユネスコに対して文化財保護を求めるキャンペーンを実施した。この活動をきっかけとして1980年には「ユネスコスリランカ文化三角地帯プログラム」が設立され、範囲内の各遺跡で保全プログラムが実施された。その後1982年にアヌラーダプラ、ポロンナルワ、シーギリヤが国内初の世界遺産に登録されると、これらは「文化三角地帯」プロジェクトの成果として国際的な注目を得るようになった[1]

脚注

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  1. ^ スリランカ北部、東北部における文化財保存と活用 調査報告書”. 文化遺産国際協力コンソーシアム (2015年3月). 2021年1月17日閲覧。

関連項目




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