排出責任(はいしゅつせきにん)
原則として、ある物を利用することによって排出する不用物は、その利用者が環境に悪影響のないように処理したり、再利用したりする責任がある。しかしその処理や再利用には専門の知識や施設を必要とすることが多く、利用者はその費用を負担することになる場合が多い。産業活動による不用物の処理を排出者以外(地方自治体など)が行う場合と、排出者が負担する場合とでは、製造コストに差が生じて(ひいては販売価格に差が生じて自由競争の平等性を欠くので、OECDでは排出責任者の原則(PPP)が取り決められた。
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