投資グループに売却
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:10 UTC 版)
「日本債券信用銀行」の記事における「投資グループに売却」の解説
2000年にソフトバンク、オリックス、東京海上火災保険(現:東京海上日動火災保険)などから成る投資グループに売却され、直後の同年9月、社長に就任した本間忠世(元日銀理事)が不可解な自殺を遂げる。 翌年2001年には現社名である「あおぞら銀行」に変更。 この売却にあたり、金融再生委員会と預金保険機構は、日債銀の債務超過を穴埋めするため、3兆2,428億円の公的資金投入を行った。この結果、1998年に投入した600億円を含め、実質的国民負担額は、金融機関の負担する預金保険料1,714億円を差し引いた3兆1,314億円に上った(公的資金投入額のうち、一時国有化月時点の不良債権処理費用は3兆1,497億円。国有化後に発生した損失は931億円とされる)。但し、この数字には瑕疵担保条項によって、国による不良債権買い上げによって生じる損失は、考慮されていない。
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