意図的な改竄の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 00:30 UTC 版)
元の語列を前述の「00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 0A 0B 0C 0D 0E 0F」とする。 これとまったく別の語列「70 00 02 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00」の検査合計値は72であるが、最後のバイトを「00」から「06」にすれば元の語列と同一の検査合計「78」となる。こうして、意図的に検査合計の整合性を取ることができる。もしも、ある一連の語列処理機構が受け取った語列の正当性を検査合計でのみ保証していた場合、この機構はこの別の語列を元の語列として誤って認識してしまうことになる。
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