恐怖コレクターとは? わかりやすく解説

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恐怖コレクター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/20 06:12 UTC 版)

恐怖コレクター』(きょうふコレクター)は、鶴田法男佐東みどりによる児童文学作品。挿絵はよん。

「Jホラーの父」、「Jホラーの先駆者」と呼ばれる映画監督・鶴田法男と、脚本家として活躍し近年は児童文学を数多く手掛ける佐東みどりによって創作され、イラストレーターのよんが挿絵を担当し、角川つばさ文庫にて2015年に第1巻が刊行された。

児童向け人気ホラー小説シリーズであり、コミカライズも行われた[1]。このシリーズは、都市伝説との戦いを通じて、友情や信頼、勇気などのテーマを描いており、ホラーとそれらの要素を巧みに組み合わせた作品として、多くの読者に愛されている。

2024年5月シリーズ国内累計90万部を突破し[2]、アメリカをはじめ[3]とする数か国で翻訳出版されている。

登場人物

千野フシギ
本作の主人公。都市伝説を追って町を旅する、謎の少年。赤いフードの付いた服を着ている。
ジミー
ヒミツの力で人面犬になった、週刊誌の元カメラマン。フシギとともに都市伝説回収の旅をしている。
千野ヒミツ
フシギの双子の妹。都市伝説を具現化させる力を持つ。黒いフードの付いた服を着ている。

既刊一覧

すべて角川つばさ文庫角川書店KADOKAWA)刊。

  1. 『恐怖コレクター 巻ノ一 顔のない子供』 2015年6月15日初版発行 ISBN 978-4046315267

漫画版

月刊コミックジーン(KADOKAWA)2021年10月号から2022年3月号まで、結城にこの作画にてコミカライズされた。

舞台版

2023年5月13日から21日にかけて、草月ホールを会場に全12公演が行われた[4]。脚本・演出は畑雅文が担当し、原作者のひとりの鶴田法男が監修している。

観客を恐怖させるようなシーンや展開もあるが、ジミーや学生たちの明るさが恐怖の緩和剤になり、ホラーが苦手な人でも楽しめる作品に仕上り、特に後半は、ほっこりするやり取りや涙を誘う切ないエピソードもあった。また、「都市伝説」の世界を視覚化するため、プロジェクションマッピングを使用し、効果的にできた[4]

キャスト

脚注

外部リンク




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