恋しの湯伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/01 15:00 UTC 版)
戸倉上山田温泉にまつわる伝承。「恋し」と「小石」をかけている。 江戸時代、千曲川の川岸に住むお政には両想いの婚約者がいたが、江戸に出たまま行方知れずとなる。千曲川で赤い小石を100個集めれば婚約者は戻るとのお告げを受けたお政は、毎日石を探し、やがて99個の赤い小石を得る。しかし、最後の1個が見つからず、凍てつく冬の川原を探すうちに湧き湯を発見する。温泉で指を温めたお政は無事に100個目の小石を見つけ、婚約者と結ばれる。 戸倉駅と温泉街を結ぶ大正橋にはこの伝承にちなみ、99個の赤い小石が埋めこまれている。
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