心頭を滅却すれば火も亦た涼し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/27 08:51 UTC 版)
「杜荀鶴」の記事における「心頭を滅却すれば火も亦た涼し」の解説
塩山恵林寺(山梨県甲州市)の快川紹喜の辞世の偈「安禅は必ずしも山水を須ゐず、心頭を滅却すれば火も亦た涼し」は、碧巌録によるものであるが、もとは杜荀鶴の次の詩の転結句である。 夏日題悟空上人院 夏日悟空上人の院に題す 三伏閉門披一衲 三伏門を閉ざして一衲を披る 兼無松竹蔭房廊 兼ねて松竹の房廊を蔭う無し 安禅不必須山水 安禅は必ずしも山水を須いず 滅得心中火自涼 心中を滅得すれば火も自ずから涼し
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