心神喪失者に対する措置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 00:40 UTC 版)
「殺人罪 (日本)」の記事における「心神喪失者に対する措置」の解説
心神喪失の状態で人を殺しても責任が阻却され、殺人罪は成立しない。ただし、殺人罪は重大な法益侵害行為であることから、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律における「対象行為」に該当し、裁判所は、心神喪失の状態で殺人を行った者に医療を受けさせるために入院させる決定等をすることができる。
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