御難おむすび
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/23 13:21 UTC 版)
御難おむすび(ごなんおむすび[1])、御難おにぎり[2] は、神奈川県鎌倉市・安国論寺に由来する郷土料理[1][3]。
みじん切りにした青じそ、紅しょうが、梅干しを飯に混ぜておにぎりにし、白ゴマを振りかけた料理である[4]。
日蓮が松葉ヶ谷の法難において焼き討ちになった時、白猿に導かれ難を逃れた際に白猿に振る舞われた食べ物が由来とされる[1][3]。明治初期に厚木地域の農家では、この日蓮の故事にちなんで1年間難に合わないよう願って、おむすびとして食べられるようになった[5]。
2025年5月にミツハシライスの「郷土めしシリーズ」の一つとして「御難おむすび」が期間限定で関東のスーパーマーケットを中心に販売された[1][3]。
出典
- ^ a b c d “「御難おむすび」限定販売”. タウンニュース (2025年4月25日). 2025年5月23日閲覧。
- ^ “安国論寺で「おてら食堂」”. タウンニュース (2023年9月22日). 2025年5月23日閲覧。
- ^ a b c “安国論寺由来の「御難おむすび」発売!”. 日蓮宗新聞社 (2025年4月25日). 2025年5月23日閲覧。
- ^ “御難おにぎり”. かながわ旬菜ナビ. テレビ神奈川 (2016年4月10日). 2025年5月23日閲覧。
- ^ “おいしいおにぎりレシピ集” (PDF). JAグループ. 2025年5月23日閲覧。
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