御池山クレーター
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御池山クレーター(おいけやまクレーター)とは、赤石山脈(南アルプス)南部を構成する山の1つである標高約1,905 メートルの御池山付近に存在する、隕石衝突によって形成されたクレーターと提案されている。仮に国際的な認定がされた場合、地球上に痕跡が現存するクレーターとしては小型ながら、日本国内では初めて確認された隕石衝突の結果の痕跡となる[1]。このクレーターは、長野県飯田市(旧上村)内、南アルプス南部の御池山(1,905メートル)付近に位置する。このクレーターは直径約900メートルで、現在残っているのは全体の4割ほどである。以前からこの地形の中を遊歩道が通っており、実際にクレーター内を散策でき、展望台からも一望できる。
- ^ 坂本正夫、アーノルド グチック ほか、「国内初の隕石クレーター(御池山クレーター)の発見」 『日本地質学会学術大会講演要旨』 第117年学術大会(2010富山)セッションID:O-123, doi:10.14863/geosocabst.2010.0.188.0, 日本地質学会
- ^ “いん石によるクレーターか 南アルプスで小学教諭ら確認”. j.people.com.cn. 人民日報社. 2018年12月14日閲覧。
- ^ 西戸裕嗣、坂本正夫、アーノルド グチック ほか、「御池山クレーターから見出された衝撃変成石英について」 『日本地質学会学術大会講演要旨』 第117年学術大会(2010富山)セッションID:O-124, doi:10.14863/geosocabst.2010.0.189.0, 日本地質学会
- ^ 坂本正夫、志知龍一:御池山隕石クレーターに検出された負の重力異常 日本惑星科学会 2010 (PDF)
- ^ 坂本正夫ほか、御池山クレーターで発見したspheruleに隕石物質を含む可能性 日本地球惑星科学連合 2015年 PPS21-02 (PDF)
- 1 御池山クレーターとは
- 2 御池山クレーターの概要
- 3 関連項目
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