御嶽山ビジターセンターとは? わかりやすく解説

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御嶽山ビジターセンター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/27 06:58 UTC 版)

御嶽山ビジターセンター(おんたけさんビジターセンター)は、御嶽山ビジターセンター基本構想に基づき御嶽山長野県側2か所に設置されたビジターセンター[1]。山エリア(長野県王滝村)に設置された長野県立御嶽山ビジターセンター「やまテラス王滝」と里エリア(同県木曽町)に設置された木曽町御嶽山ビジターセンター「さとテラス三岳」で構成され両施設間で連携することとされている[1][2]2022年(令和4年)8月27日に同時開館した[3]

概要

2014年の御嶽山噴火を受けて、中央防災会議・防災対策実行会議の火山防災対策推進ワーキンググループが2015年(平成27年)3月に取りまとめた「御嶽山噴火を踏まえた今後の火山防災対策の推進について(報告)」と同年7月に一部が改正された活動火山対策特別措置法に基づき、長野県は2016年(平成28年)6月に「長野県火山防災のあり方検討会」を設置した[1]2017年(平成29年)2月に「長野県火山防災のあり方検討会報告書」が取りまとめられ、ビジターセンターの設置が有効という提言を受けて御嶽山ビジターセンターが設置されることになった[1]

長野県立御嶽山ビジターセンター

御嶽山ビジターセンター基本構想で御岳県立公園内に設置する山エリアのビジターセンターとされ[1]、「やまテラス王滝」と名付けられた[2]鉄筋コンクリート造平屋建て(敷地面積3,209㎡、建築面積558.0㎡、延床面積498.3㎡)で、展示スペースや飲食・休憩スペースがある[4]

所在地

  • 長野県木曽郡王滝村田の原[4]

開館時間

  • 9:00 − 16:00[4]

休館日

  • 指定管理者が設定した日
  • 11月1日から翌年5月31日(冬季休館期間)[4]

木曽町御嶽山ビジターセンター

御嶽山ビジターセンター基本構想で道の駅三岳に隣接する里エリアのビジターセンターとされ[1]、「さとテラス三岳」と名付けられた[2]

2014年の御嶽山噴火後、長野県、木曽町、王滝村の三者で火山研究施設が要望され、名古屋大学がそれを受ける形で2017年7月に木曽町役場三岳支所内に研究施設を開設していたが、「さとテラス三岳」の開設により研究施設も移転した[5]。また、火山防災のために活動する御嶽山火山マイスター認定者の活動拠点にもなっている[5]

所在地

  • 長野県木曽郡木曽町三岳10491−12[3]

開館時間

  • 9:00 − 16:00[3]

休館日

  • 年末年始[3]

脚注

  1. ^ a b c d e f 御嶽山ビジターセンター基本構想”. 長野県. 2024年1月5日閲覧。
  2. ^ a b c 御嶽山ビジターセンターについて”. 長野県. 2024年1月5日閲覧。
  3. ^ a b c d 木曽町御嶽山ビジターセンター「さとテラス三岳」開館しました”. 木曽町. 2024年1月5日閲覧。
  4. ^ a b c d 長野県立御嶽山ビジターセンター管理業務仕様書”. 長野県. 2024年1月5日閲覧。
  5. ^ a b 火山防災強化市町村ネットワーク NEWSLETTER 第16号”. 鹿児島市. 2024年1月5日閲覧。

外部リンク




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