弘文洞跡とは? わかりやすく解説

弘文洞跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/10 13:10 UTC 版)

養老渓谷 > 弘文洞跡

弘文洞跡(こうぶんどうあと)は、千葉県夷隅郡大多喜町にある、夕木川(養老川水系の支流)を川廻しした際に造られた隧道の跡である。

弘文洞跡
位置

地理

弘文洞跡は養老川水系の支流である夕木川(別名・蕪来川)と養老川本流の合流地点の大多喜町小田代および葛藤にあり、養老渓谷においての観光名所となっている。

共栄橋(葛藤駐車場)付近から養老川沿いに設けられた1.2キロメートルの中瀬遊歩道が整備されており、遊歩道沿いに位置する[1][2]

歴史

弘文洞は、明治初期頃に耕地を開拓するため、養老川水系の支流である夕木川(別名・蕪来川)蕪来川を川廻し(河川曲流短絡工事)し、河川の直線化を行った際に造られた隧道(トンネル)である。以前は隧道の上部がつながって道が通っていて(古い地形図などで確認できる)、景勝地や釣りの名所として紹介されていたが、1979年昭和54年)5月24日の未明に突如上部が崩落し、現在の姿となった今も独特の風景を作り出している。

弘文天皇十市皇女にゆかりの深い高塚や筒森神社の傍を流れ本流にそそぐ合流点にあることから「弘文洞」と命名されたとされている[3]

アクセス

脚注

  1. ^ 中瀬遊歩道 - 大多喜町公式ホームページ”. www.town.otaki.chiba.jp. 2019年7月19日閲覧。
  2. ^ バンガロー村・弘文洞跡コース 養老渓谷旅館組合”. www.yorokeikoku.com. 2019年7月19日閲覧。
  3. ^ 弘文洞跡”. 東京湾観光情報局 (2018年8月26日). 2019年7月19日閲覧。

関連項目

外部リンク

座標: 北緯35度15分6秒 東経140度9分34秒 / 北緯35.25167度 東経140.15944度 / 35.25167; 140.15944





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「弘文洞跡」の関連用語

弘文洞跡のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



弘文洞跡のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの弘文洞跡 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS