弓削豊穂とは? わかりやすく解説

弓削豊穂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/24 06:29 UTC 版)

弓削 豊穂(ゆげ の とよほ、生没年不詳)は、日本の古墳時代の人物。雄略天皇の命を受け、神事を汚して逃げた凡河内香賜を殺した。

概要

弓削氏は弓の製作にあたった弓削部を管掌した伴造の一族で、豊穂は史書に現われる弓削氏最古の人物である。

雄略天皇9年(465年雄略天皇胸形神宗像神社の神)を祀るために凡河内香賜采女を遣わした。しかるに神事の前に香賜が采女を犯したので、天皇が難波日鷹を遣わして誅殺しようとしたところ、香賜は逃げて行方を眩ました。そこで、捜索に派遣された弓削豊穂は国内の県を探し回った後、三島郡の藍原(現在の大阪府茨木市安威)で香賜を捕らえて斬り殺した[1]

参考文献

  1. ^ 『日本書紀』雄略天皇9年2月1日条

参考文献

関連項目





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「弓削豊穂」の関連用語

弓削豊穂のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



弓削豊穂のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの弓削豊穂 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS