弁護士の育成、資格賦与、弁護士登録手続における自治
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 05:55 UTC 版)
「弁護士自治」の記事における「弁護士の育成、資格賦与、弁護士登録手続における自治」の解説
弁護士となる資格を得ることと、弁護士となることは別のことであり、弁護士となるには、弁護士となる資格を有する者が、各地の弁護士会および日弁連の登録に関する審査を経て、弁護士名簿に登録されることが必要となる。このように、弁護士法は、弁護士資格の付与という入口の段階において、弁護士自治の実現を図っている。 法務大臣が認定した者に弁護士資格を付与する「弁護士資格認定制度」(弁護士法5条)に関しても弁護士自治の関与がある。資格申請者は、認定前には法務省が指定する日本弁護士連合会の講習を受けることとなり、認定後には司法修習修了者と同様、弁護士会の資格審査会による登録の審査を受ける。
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