建設情報標準化とは? わかりやすく解説

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建設情報標準化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/18 00:25 UTC 版)

建設情報標準化(けんせつじょうほうひょうじゅんか)は日本において建設分野における情報標準化を目指す活動を指す。

概要

建設分野の標準化は、土木学会日本建築学会日本建設機械化協会その他で、各分野ごとに行われている。また、情報電子分野の標準化に関しては、経済産業省管轄の電子情報技術産業協会(略称JEITA)や日本情報処理開発協会(JIPDEC)などを通じて行われている。

しかし、「建設」と「情報」が交差した部分においては、国土交通省CALS/ECの推進を中心とした動きが、大きな柱となっており、(財)日本建設情報総合センター(JACIC)が技術的にサポートしている。その中心に「社会基盤情報標準化委員会」という常設の委員会があり、2000年より活動を行っている。全国の自治体も参考にしている各種「電子納品要領(案)」やCADの交換フォーマットであるSXF仕様などが、建設情報標準の代表的なものであり、これらの標準仕様に関しての策定・改訂作業が常時行われている。また同じJACICの「電子入札コアシステム開発コンソーシアム」事務局は、公共事業の電子入札システムとしては、デファクト・スタンダードになった「電子入札コアシステム」の改良・改訂等の作業を担当している。

他に建設情報標準化を推進する機関としては、Ci-netを擁する「建設産業情報化推進センター」、IFCというデータモデルを推進する「IAI日本」、土木学会情報利用技術委員会などがあり活動を行っている。

【参考文書】  ・財団法人日本建設情報総合センター標準部ホームページ http://www.jacic.or.jp/hyojun/

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