ケーブルコロ
(延線ローラ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/17 23:36 UTC 版)

ケーブルコロとは電気工事に用いる道具の一種である。延線ローラとも[1]。
用途
電線の繰り出しなどケーブル延線作業で用いる[2][3]。床面やケーブルラック上に置き、ケーブルの損傷を防ぐとともに、摩擦を小さくして少ない力でケーブルを牽引するために使用する[4]。
用法
延線予定の場所にケーブルコロを固定し、ローラの上にケーブルを載せて使用する[1]。ケーブルを引くとローラが回転し、スムーズにケーブルを移動させられる[1]。
各部
種類
ケーブルコロには直線部の細径ケーブルに用いるもののほか、太径ケーブル用や曲線部用などがある[2]。また、ハンドホールに入口などの端部に設置して使用する三連コロもある[4]。
脚注
参考文献
- 武井靖房・矢野重孝『絵とき電気工事実務マニュアル 工具活用編』オーム社、1989年1月。doi:10.11501/12704910。ISBN 4-274-03233-7。
- 越野一二『絵とき電気工事実務マニュアル 作業編』オーム社、1986年4月。doi:10.11501/12660407。 ISBN 4-274-03111-X。
- 関電工『百万人の電気工事』(第3版)オーム社、2021年10月25日。 ISBN 978-4-274-22748-6。
関連項目
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