平尾柊翔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/05 10:18 UTC 版)
| くふうハヤテベンチャーズ静岡 #3 | |
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| 基本情報 | |
| 国籍 | |
| 出身地 | 埼玉県上尾市 |
| 生年月日 | 2003年2月18日(22歳) |
| 身長 体重 |
174 cm 78 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投左打 |
| ポジション | 外野手 |
| 経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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平尾 柊翔(ひらお しゅうと、2003年2月18日 - )は、埼玉県上尾市出身のプロ野球選手(外野手)。くふうハヤテベンチャーズ静岡所属。右投左打。
経歴
プロ入り前
元プロ野球選手の祖父を持ち、叔父は元社会人選手という野球一家に生まれ育つ。大石南小時代は軟式の大石南ミラクルズでプレー[1]。大石南中学3年時に上尾市選抜・埼玉県選抜への選出を経て、第9回U-15アジア野球選手権大会の日本代表に追加招集される。追加招集ながら全5試合中4試合で4番を務め、優勝に貢献した。この時のチームメイトには根本悠楓、山城航太郎(北海道日本ハムファイターズ)、内山壮真(東京ヤクルトスワローズ)、寺西成騎(オリックスバファローズ)がいる。
春日部共栄高等学校では、1年秋から左翼のレギュラーを掴み、1学年上の村田賢一(福岡ソフトバンクホークス)とクリーンアップを務めた。第71回秋季関東地区高等学校野球大会では、及川雅貴(阪神タイガース)擁する横浜高等学校にコールド勝ちするなど、チームはベスト4に進出。これが認められて、春日部共栄は第91回選抜高等学校野球大会に出場するも自身は3三振に倒れ、第4打席で代打を送られる。チームも高松商業高等学校に敗れて1回戦敗退となった。2020年8月7日にプロ野球志望届を提出するも指名漏れとなり、八戸学院大学に進学する。
八戸学院大学では1年からレギュラーとなり、2022年春のリーグ戦では指名打者、2024年秋のリーグ戦では外野手としてそれぞれベストナインを受賞。2024年春のリーグ戦で優勝し、全日本大学野球選手権大会に出場。初戦の天理大学戦では3打数1安打だったが、チームはコールド負けした。9月17日に2度目となるプロ野球志望届を提出するも、再び指名漏れ。その後12月16日にくふうハヤテベンチャーズ静岡に入団することが発表された[2]。
くふうハヤテ時代
2025年8月1日の中日ドラゴンズ戦(浜松球場)でプロ初のサヨナラ安打を放ち、8月3日の試合ではプロ初となる2点本塁打を根尾昂から右翼スタンドへ放ち、これが逆転決勝弾となった[3][4]。同年通算ではウエスタン・リーグ84試合の出場で打率.190、2本塁打、16打点の成績にとどまった[5]。
選手としての特徴・人物
弟も野球をプレー。兄を同じく春日部共栄高校でのプレーののち、2025年度からは富士大学硬式野球部に在籍している[8]。
詳細情報
背番号
- 3(2025年 - )
代表歴
脚注
- ^ 「平尾 柊翔|侍ジャパン選手プロフィール」『野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト』。2025年11月5日閲覧。
- ^ “くふうハヤテ、新入団19選手発表…前西武・鈴木将平、前巨人・笠島ら 今オフ13人退団”. Full-Count. 2024年12月16日閲覧。
- ^ 菊田康彦「元侍ジャパンU-15代表の平尾柊翔がサヨナラ打に“プロ初本塁打”となる逆転弾!【週刊くふうハヤテ】」『Yahoo!ニュース』2025年8月5日。2025年11月5日閲覧。
- ^ 「【プロ野球】ウエスタンリーグ「くふうハヤテ」が首位「中日」に逆転勝利!3連戦2勝1敗で勝ち越し(3日・浜松球場)」『日テレNEWS NNN』2025年8月4日。2025年11月5日閲覧。
- ^ 「2025年度 くふうハヤテベンチャーズ静岡 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)」『NPB.jp 日本野球機構』。2025年11月5日閲覧。
- ^ 「平尾 柊翔 八戸学院大 右・左」TBSテレビ。2025年2月17日閲覧。
- ^ 「平尾柊翔(くふうハヤテベンチャーズ静岡) | 野球選手データ」『週刊ベースボールONLINE』ベースボール・マガジン社。2025年2月17日閲覧。
- ^ 「平尾柊翔・拓翔 選手」鍼灸たなか治療院、2024年12月29日。2025年11月5日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 平尾柊翔のページへのリンク