市原青年矯正センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/25 14:00 UTC 版)
市原青年矯正センター(いちはらせいねんきょうせいセンター)は、法務省矯正局の関東矯正管区に属する刑務所。全国7箇所の少年刑務所のひとつで少年刑務所では、日本最小である。2023年4月に閉庁した少年院の市原学園の施設を転用し、入所時概ね26歳未満の知的障害等を有する男子受刑者に対し、少年院における矯正教育の手法やノウハウ等を活用した処遇を行い、特性に応じた、農業や就労を見据えた職業訓練を実施する刑務所として2023年10月に開庁した。[1]。
所在地
収容定員
- 72人[2]
収容分類級
収容分類級は以下の1級。
- U級 おおむね26歳未満の者のうち、小集団を編成して、少年院における矯正教育の手法や知見等を活用した矯正処遇を実施する必要があると認められるもの
沿革
- 1985年(昭和60年)4月 - 市原刑務所の農場であった場所に、前進となる交通問題専門のモデル少年院市原学園として開設
- 1987年(昭和62年)2月 - 一般短期処遇の収容開始
- 1991年(平成3年)9月 - 特修短期処遇の収容開始
- 2005年(平成17年)10月 - 一般短期処遇のみ収容
- 2023年(令和5年)4月 - 市原学園閉庁
- 2023年(令和5年)10月 - 少年院の知見を取り入れた刑事施設として市原青年矯正センター開庁
- 2023年(令和5年)11月 - 収容開始
組織
所長の下に2部2課を持つ2部制である。
- 庶務課
- 矯正処遇部門
- 企画調整部門
- 医務課
脚注
- ^ https://www.moj.go.jp/kyousei1/kyousei05_00155.html
- ^ “知的・発達障害ある受刑者に特化の刑務所 社会復帰へ専門的支援”. 毎日新聞. 2025年9月6日閲覧。
外部リンク
- 市原青年矯正センターのページへのリンク