川崎益太郎とは? わかりやすく解説

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川崎益太郎

川崎益太郎の俳句

あじさいや地球やっぱり水の玉
つちふるや殷周秦漢夢枕
ひぐらしや全山めぐる痛み止め
ひとりより百人が好きかすみ草
一握の水の重さや原爆忌
不倫のよう荷崩れよう花あしび
五臓六腑どこに目貼をして眠る
今落ちる秋から冬への夕日かな
余生という重しをつけて花筏
冬薔薇気品という疲れです
初蝶やまだつけている地の匂い
十薬の白を踏絵とふと思う
原爆忌亡父乗る電車とすれ違う
大人しい人に七癖夏茗荷
少年が荒星となり街に降る
山蟻の運ぶ夕日のかけらかな
影のない人と寄り添う日向ぼこ
放浪の水を集めて田水張る
木犀や風の便りという不安
本屋には本屋の匂い金木犀
漂泊の表面張力すすき原
無呼吸の鼓動ころころ芋の露
煮凝や余生のかたち定まらず
真実はいつも空白シクラメン
石に影影に遺志あり原爆忌
秋の蚊の骨あるごとき力かな
紅葉散る猫の名前はソクラテス
羽抜鳥かくしたきこと骨の中
舌みせてあやめむらさき小児科医
落葉踏む真中という不安
赤とんぼ戻らぬ一機二機三機
重大なミスをつるんとなめこ汁
閉店の貼紙三行走り梅雨
露草や色なき水の色もらう
風花や筆圧強き母の文
 




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