川内大綱 (小惑星)とは? わかりやすく解説

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川内大綱 (小惑星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/09/18 15:18 UTC 版)

川内大綱
9628 Sendaiotsuna
仮符号・別名 1993 OB2
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 1993年7月16日
発見者 E.F.Helin
物理的性質
直径 23.9 km[1]
絶対等級 (H) 12.6
■Project ■Template

川内大綱 (9628 Sendaiotsuna) は、火星木星の間にある直径約23.9kmの小惑星

1993年7月16日米国パロマー山天文台エレノア・ヘリンにより発見され、仮符号 1993 OB2 が与えられた。20年後の2013年7月22日に、10年ルールにより命名権を得た山田義弘・東亜天文学会理事長の申請により命名された[2]。名は鹿児島県薩摩川内市秋分の日前夜に行われる川内大綱引で用いられる日本最大の綱「川内大綱」にちなみ[2]、人名や地名でなく伝統的な文化行事が小惑星に命名されるのは史上初めてだという[1]

太陽からの平均距離は、地球と太陽の距離の2.6倍。大きさについては赤外線天文衛星あかりのデータに基づき当初は7kmとされていたが、新たなデータによる計算の結果、2013年8月30日のMPC(国際天文学連合 小惑星部会)による改定で23.9kmと修正された。地球に最接近時でも明るさは15等級と非常に暗い[2]

脚注

  1. ^ a b 2013.08.30 小惑星 川内大綱 命名記念額が到着せんだい宇宙館
  2. ^ a b c 2013.07.22 小惑星(9628)Sendaiotsuna(川内大綱)誕生、せんだい宇宙館

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