山岡亮一とは? わかりやすく解説

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山岡亮一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/03 00:58 UTC 版)

山岡 亮一(やまおか りょういち、1909年2月10日 - 1991年9月21日[1])は、日本経済学者京都大学名誉教授高知大学名誉教授。専門は農業経済学経済学博士京都大学・1962年)。京都府生まれ。

略歴

  • 1909年2月10日:京都府京都市生まれ
  • 1927年3月:京都府立京都第一中学校卒業
  • 1928年4月:第三高等学校入学
  • 1931年3月:第三高等学校卒業
  • 1931年4月:京都帝国大学経済学部入学
  • 1934年3月:京都帝国大学経済学部卒業
  • 1934年4月:京都帝国大学大学院入学
  • 1934年5月:京都帝国大学経済学部副手
  • 1936年3月:京都帝国大学大学院退学
  • 1936年3月:京都帝国大学経済学部講師
  • 1938年9月:応召、第九聯隊補充隊に入隊
  • 1942年12月:召集解除
  • 1944年7月:応召、歩兵第三十七部隊入隊(台湾高雄勤務)
  • 1946年3月:帰還・復員
  • 1946年9月:京都帝国大学経済学部助教授
  • 1949年8月:京都大学経済学部教授
  • 1962年1月:京都大学経済学部長(1964年1月まで)
  • 1962年2月:「農業経済学における理論の発展と展開」で京都大学経済学博士
  • 1971年8月:高知大学学長就任
  • 1972年3月:京都大学定年退官、京都大学名誉教授
  • 1981年8月:高知大学学長退任、高知大学名誉教授
  • 1981年:勲二等旭日重光章受勲[2]
  • 1991年9月21日:逝去

著書

単著

  • 『農業経済学』(三和書房、1949年)
  • 『農業経済理論の研究』(有斐閣、1962年)
  • 『学窓の灯』(高知新聞社、1984年)

共著

  • 東井正美)『農業経済学(第1分冊)』(三和書房、1950年)
  • (東井正美)『農業経済学(第2分冊)・「資本主義と農業」覚書其の1』(三和書房、1955年)
  • (東井正美)『農業経済学(第2分冊)・「資本主義と農業」覚書其の2』(三和書房、1956年)

編著

  • 『現代農業問題入門』(有斐閣、1963年)
  • 『生活のなかの経済学』(峯書房、1968年)

共編

  • 木原正雄)『封建社会の基本法則:ソ同盟歴史学界の論争と成果』(有斐閣、1956年)
  • (山崎武雄)『林業労働の研究』(有斐閣、1963年)
  • (福冨正実)『資本主義への移行論争』(三一書房、1963年)
  • 大橋隆憲坂寄俊雄前川清治)『日本の顔・京都:たたかう蜷川府政と住民』(労働旬報社、1970年)
  • (木原正雄)『現代経済学入門』(峯書房、1974年)

翻訳

  • ゴルツ『独逸農業史:十九世紀』(有斐閣、1938年)
  • クセノポーン『家政論』(田中秀央との共訳、生活社、1944年)
  • ハリー・ヘイウッド『黒人解放』(京都大学綜合経済研究所研究叢書8)(東井正美との共訳、有斐閣、1958年)
  • A.ロチェスター『アメリカ農民と第三政党』(東井正美との共訳、有斐閣、1959年)

記念論集

  • 山雪会編『現代農業と小農問題:山岡亮一先生還暦記念』(山雪会、1972年)

論文

家族

子に山岡亮平(動物生態学者、京都工芸繊維大学名誉教授)、山岡耕作(魚類学者、高知大学名誉教授)など[3]

関連人物

  • 島恭彦 - 京都帝国大学経済学部の同級生で親友、同僚
  • 松井清 - 京都帝国大学経済学部の同級生で親友、同僚

脚注

  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ 『現代日本人名録』1987年
  3. ^ 山岡亮一『出身県別 現代人物事典 西日本版』p458 サン・データ・システム 1980年


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