山口マサル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/17 07:49 UTC 版)
山口 マサル(やまぐち まさる、1942年10月2日[1] - )はイラストレーター。本名、山口勝[1]。東京都世田谷区生まれ。日本美術学校図案科卒[2]。
殖産住宅宣伝部にデザイナーで入社。東京アドデザイナース退社後フリーのイラストレーターになり、明治製菓(きのこの山・たけのこの里のパッケージイラストレーションとTVCFをてがける[2])」武田製薬、IBM、西友、トヨタ自動車、日本電建、SONYの広告のイラストレーションをてがける。その後絵本、雑誌、書籍のイラストレーションも手がける。木の組み木の立体作品も多い(絵本になったものはフレーベル館「形の中になにがある」。
アロハシャツのコレクターとしてもNHKの番組に出演。東京イラストレーターズソサエティ会員(TIS)、東洋美術学校の講師、NHKではアロハシャツのルーツを訪ねる30分番組ではメイン出演。近年マンガの本を5冊出版し、漫画家協会賞の最終選考に2年連続ノミネートされている。
2025年第54回日本漫画家協会大賞受賞「10人の博士の昼休」
活動内容
IBM全ページ新聞広告の連作、明治製菓TVCMやパッケージのキャラクター、ユニーのTVCMキャラクター、迷路パズルの雑誌表紙キャラクターなどがある。
受賞
- 毎日商業デザイン賞 特選[2]
- 朝日広告賞 部門賞[2]
- 読売国際漫画大賞 金賞[2]
- デザインフォーラム 入賞[2]
- 文化庁メディア芸術祭審査委員会 推薦作品。「鳥居de200」[2]
- 第54回日本漫画家協会賞大賞カートゥーン部門
著書
- 「ハケに毛がありハゲに毛が無し」(フレーベル館)
- 「エンゼルリンク」(フレーベル館)
- 「だんごのすけにんじゅつしゅぎょう」(フレーベル館、2010年、ISBN 4577037327)
- 「かたちのなかになにがある」(フレーベル館)
- 電子絵本で「桃太郎、兎と亀、金太郎、金の斧、一寸法師」(えほんや)
- 「わくわくなぞなぞ大冒険」(成美堂出版)
- お風呂漫画「いいゆだな」、おもしろHOUSE, 鳥居をつくろ、 HI句まんが 等
- 「10人の博士の昼休み」(つむぐ舎) - イラストレーション集
脚注
- ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.494
- ^ a b c d e f g “MEMBERS山口マサル”. 東京イラストレーターズ・ソサエティ. 2025年4月12日閲覧。
外部リンク
- プロフィール - 東京イラストレーターズソサエティ
固有名詞の分類
- 山口マサルのページへのリンク