横浜バロック室内合奏団とは? わかりやすく解説

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横浜バロック室内合奏団

(小笠原伸子 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/30 20:53 UTC 版)

横浜バロック室内合奏団
出身地 日本神奈川県横浜市
ジャンル クラシック音楽バロック音楽
活動期間 1991年 -
公式サイト https://www.yokohamabarock.com/
メンバー コンサートマスター
小笠原伸子
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横浜バロック室内合奏団(よこはまバロックしつないがっそうだん、Yokohama Barock Chamber Orchestra)は、日本の室内オーケストラヴァイオリニスト小笠原伸子の率いる室内合奏団で、神奈川県横浜市を拠点に活動をしている[1]

概要

1991年、小笠原伸子と教え子を中心に結成された[2]。中心メンバーは横浜で活動する弦楽器奏者とチェンバロ奏者である[1]横浜みなとみらいホールで年4回の定期演奏会を開催している[2][3]

「生活の中で身近に音楽に親しむ場を広げること」を目的に[4]、2003年にはJR関内駅近くの会場でサロンコンサートを始める。2011年からは横浜市中区に、横浜バロック関内サロンをオープンし、毎週コンサートを開催。2017年には500回を記念し、3夜連続演奏会を開催する[1]

2006年、イラストレーター柳原良平を中心とした横浜を愛する文化人による「ヨコハマの会」[5]から、「ヨコハマ遊大賞」を受賞[2]。また2009年には横浜市から、横浜文化賞文化芸術奨励賞を受賞する[6]

小笠原伸子

北海道赤平市出身[4]。4歳よりヴァイオリンを始め、東京芸術大学付属高校を経て東京芸術大学、大学院を修了する[4]。1979年~1987年に神奈川フィルハーモニー管弦楽団に在籍し、コンサートマスターを務める[4]。1981年から1989年には、神奈川フィルのメンバーにより結成された横浜弦楽四重奏団で第1ヴァイオリンを担当する[7]。1991年横浜バロック室内合奏団を結成する[1]

2004年には横浜みなとみらいホールで、J.S バッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」全曲演奏会を開催する[8]。2024年には神奈川県立音楽堂で、横浜バロック室内合奏団と東京室内管弦楽団と共に、4大ヴァイオリン協奏曲の演奏会を開催する[9]

脚注

  1. ^ a b c d “横浜で演奏会 響かせ続けて500回”. 朝日新聞神奈川版: 1. (2017-07-21). 
  2. ^ a b c ABOUT”. 横浜バロック室内合奏団. 2025年9月28日閲覧。
  3. ^ 横浜みなとみらいホール”. yokohama-minatomiraihall.jp. 2025年9月28日閲覧。
  4. ^ a b c d 小笠原 伸子さん(ヴァイオリニスト)インタビュー”. ジェイソン・ウィンターズ・ティー(JWティー)公式サイト. 2025年9月28日閲覧。
  5. ^ ハマの文化人集い31年 遊学校、メンバー高齢化で休校 | 話題”. カナロコ by 神奈川新聞. 2025年9月28日閲覧。
  6. ^ 過去の受賞者一覧”. www.city.yokohama.lg.jp. 2025年9月28日閲覧。
  7. ^ 横浜バロック”. nx911.exppw.com. 2025年9月28日閲覧。
  8. ^ “可能性を広げていろいろな曲に挑戦したい:ヴァイオリニスト小笠原伸子さん”. ストリング (レッスンの友社) 19 (9): 30-33. (2004-09). 
  9. ^ 小笠原伸子 4大協奏曲の饗宴”. 神奈川芸術協会. 2025年9月28日閲覧。

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