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小本章

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/26 09:08 UTC 版)

小本こもと あきら
生誕 1935年(昭和10年)8月14日
日本東京府東京市大森区(現在の東京都太田区
死没 2017年(平成29年)
国籍 日本
教育 岐阜大学美術工芸科
東京教育大学(現在の筑波大学)構成デザイン研究生課程を修了
著名な実績 美術写真
受賞
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小本 章 (こもと あきら、1935年8月14日 - 2017年)は、日本画家。本名は小本 昌彰(こもと まさあき)。

野外での作品を中心に活動した。景観写真に屋内でのスケッチを組み合わせた作品を制作し、「美術の新しい表現方法の1つ」と評された[1]

来歴

東京府東京市大森区(現・東京都大田区)に生まれ、岐阜県関市で育つ。

1958年に岐阜大学美術工芸科を卒業後、1962年に東京教育大学(現・筑波大学)の構成デザイン研究生課程を修了した[1]

1960年代からは、絵画、版画、写真を中心とした作品を制作し、スペインをはじめとするヨーロッパ各地で展示が行われ、日本国外でも評価を受けた。

1971年から1974年まで岐阜教育大学(現・岐阜聖徳学園大学)で教鞭をとり、その後1994年からは女子美術大学で教育に携わった。

1971年から講談社フェーマス・スクールズにインストラクターとして勤務した。1981年にはアメリカ政府の給費研修員として研修旅行に参加した[1]

作品は1981年の「日本の現代美術」展(プラハ)、1983年の「現代美術における写真」展(東京国立近代美術館京都国立近代美術館)などでも展示され、また1981年にはポーランドのヴラツラフ市立写真美術館で個展が開催された[1]

1996年に京都へ移住し、2003年には美濃加茂市民ミュージアムで「坂井範一とゆかりの作家展」に出品、2004年には同ミュージアムで「小本章展」を開催した。また、「自然の色をさがそう」と題したワークショップを主催し、教育活動にも積極的に取り組んだ。

脚注

  1. ^ a b c d 小本章の詳細 - 作家詳細情報 - 徳島県立近代美術館”. art.bunmori.tokushima.jp. 2024年10月20日閲覧。



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