小型遠隔方位測定設備(DEURAS-R)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/01 06:25 UTC 版)
「デューラス」の記事における「小型遠隔方位測定設備(DEURAS-R)」の解説
鉄塔、ビルの屋上など電波の受信がしやすい場所に設置されている。各地方総合通信局とはISDN回線で接続されていた。不法電波の報告があった場合や、混信の報告があった場合にモニタする。受信可能周波数は25MHz〜2GHz。自動監視も可能である。DEURAS-Dより受信範囲が狭いことなど、低機能かつ拡張性が低いことや、ISDNを使ってダイアルアップ接続する形となるため制御速度が遅く、通信費用がかさむこと。事業サービスの終了などの理由に、携帯電話網をアクセス回線として使用する仮設型を除きDEURAS-Dに統合され、現存していない。
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