孝敬太皇太后
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 06:51 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動孝敬太皇太后(こうけいたいこうたいごう、? - 万暦25年3月21日(1597年5月6日))は、中国の明の万暦帝の敬妃で、南明永暦帝の祖母。皇后に追尊された。姓は李氏。出身は不明。
生涯
万暦帝の寵愛を受け、万暦22年(1594年)に朱常潤(恵王)を生んだ。同年に敬妃となった。万暦25年(1597年)3月10日に朱常瀛(桂王)を生み、同月亡くなった。諡は恭順栄荘端静皇貴妃といい、天寿山に葬られた。
孫の永暦帝が即位すると、孝敬恭順栄荘端靖敬天光聖皇后の諡号を受けた。
外史によれば、李敬妃の死後、万暦帝は遺物で石星から与えられた寝台を発見した。万暦帝は怒り、石星を死に追いやった。
伝記資料
- 『明史』
- 『南明史』
- 『北游録』
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