嫡出否認の効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 15:10 UTC 版)
嫡出否認の判決が確定したときは、子の出生時に遡って、子は夫の子でなく母の非嫡出子であったこととなる(形成的効果をもち、また、対世的効力を有する)。 家庭の平和の維持などの観点から772条の嫡出推定には強い法的効力が認められており、嫡出否認が効力を生じるまでは第三者は先決問題としても子の嫡出性(父子関係)を争うことができず、たとえ真実の父であっても認知することができない。
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