妙果寺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/03/19 04:41 UTC 版)
| 妙果寺 | |
|---|---|
妙果寺の天王殿
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Zhejiangにおける位置
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| 基本情報 | |
| 所在地 |  中国・浙江省温州市鹿城区松台街道人民西路292号 |
| 座標 | 北緯28度00分51秒 東経120度39分26秒 / 北緯28.014188度 東経120.657289度座標: 北緯28度00分51秒 東経120度39分26秒 / 北緯28.014188度 東経120.657289度 |
| 宗教 | 仏教 |
| 建設 | |
| 様式 | 中国伝統建築 |
| 創設者 | 妙果文昌 |
| 創設 | 1008年 |
| 完成 | 1982年（再建） |
妙果寺（みょうかじ）は、中華人民共和国浙江省温州市鹿城区松台街道人民西路292号にある仏教寺院。
歴史
北宋の大中祥符元年（1008年）、天台宗の妙果文昌により創建された。当時は妙果院と称した。その後、天台宗の天授・処謙・継忠・従義・宝印は前後して住職を務めた。
清の順治15年（1658年）、長年修理を怠ったので寺が破損した。康熙14年（1675年）は寺院を再建した。
1951年、寺の前の千仏塔が解体された。1966年、毛沢東が文化大革命を発動し、寺院の宗教活動は中止に追い込まれた。紅衛兵により對寺廟などの宗教施設が徹底的に破壊された。寺内のすべての文化財が消えた。1980年代初め、元妙果寺住職の雪善の徒で旅法華僑の黄忠英は、出国前に出した願いを実現するために、人民元10万元を寄付し、妙果寺の再建を要求した。1982年、寺院は一般に開放された。
伽藍
天王殿（山門）、大雄宝殿、地蔵殿（観音閣）
ギャラリー
大雄宝殿
猪頭鐘
浄光塔
参考文献
- 王瓚; 蔡芳; 胡珠生（校注） (2006) (中国語). 『弘治温州府志』. 上海市: 上海社会科学院. p. 432. ISBN 7-80681-841-3
- 志磐; 釈道法（校） (2012) (中国語). 『仏祖統紀校注』. 上海市: 上海古籍出版社. p. 277. ISBN 9787532566532
- 宗暁（編） (2015) (中国語). 『四明尊者教行録校注』. 浙江省杭州市: 浙江大学出版社. p. 201. ISBN 978-7-308-14406-3
- (中国語) 『釈門正統・巻五』, オリジナルの2019-02-21時点におけるアーカイブ。 2022年2月16日閲覧, "従義……永嘉平陽葉氏……学於扶宗忠……二十七寄講妙果……主大雲、真白、五峰、宝積、妙果五刹。"
- 楊英 (中国語). 『延平王戸官楊英従征実録』. オリジナルの2019-02-21時点におけるアーカイブ。 2022年2月16日閲覧. "十六日，藩督師進囲温州，虜堅守不敢出敵。"
- 周声炣 (2005). “寧海将軍固山貝子宗室福公平定三郡紀略” (中国語). 『明清之際温州史料集』. 上海市: 上海社会科学院出版社. pp. 127-134. ISBN 7-80681-546-5
- “貝子戦績紀略” (中国語). 『明清之際温州史料集』. 上海市: 上海社会科学院出版社. (2005). pp. 148-151. ISBN 7-80681-546-5
- (中国語) 『光緒永嘉県志・巻三十六』. オリジナルの2019-02-21時点におけるアーカイブ。 2022年2月16日閲覧. "妙果寺，在集雲廂，順治十五年燬，康熙十四年重建。有古鐘，相傳神異，向堕土内，今置亭於其上。（『康熙志』）"
- 馬叢叢 (2014). 『妙果寺志』 (宗教学碩士 thesis) (中国語). 上海師傅大学.
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