奏法のヴァリエーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/19 00:18 UTC 版)
「コル・レーニョ」の記事における「奏法のヴァリエーション」の解説
この奏法は棹で弦を叩くものとして指定されることが大半である一方、棹で弦を擦って音を発するコル・レーニョ・トラット(伊: col legno tratto)と呼ばれる奏法が用いられることがある。その際、通常の弓弾きと同じように、弦のどの場所を擦るかなどの詳細な指定がなされている作品も存在する。 用例としては、マーラー《交響曲第1番》第3楽章、ヴェーベルン《ヴァイオリンとピアノのための4つの小品》第1曲および第3曲、シェーンベルク《弦楽四重奏曲第4番》第4楽章などが挙げられる。
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