奈良津堤の桜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/21 04:36 UTC 版)
奈良津堤の桜(ならづつつみのさくら)は、岐阜県羽島郡笠松町の木曽川の堤防に設けられた桜並木である。別名は千本桜。
概要
- 江戸時代から奈良津堤はシダレザクラの並木が名所であり、1930年(昭和5年)には岐阜日日新聞による一般公募により、濃飛八景の第二位に選ばれている。
- 戦後、シダレザクラの多くが枯れたり伐採されたが(2020年現在、切り倒されたシダレザクラの古株は堤防斜面に多く残っている。)、1970年(昭和45年)に、笠松町が、かつてのシダレザクラの並木とほぼ同じ場所にソメイヨシノを植樹し、現在の桜並木が出来る。笠松町奈良町(笠松競馬場付近)から名鉄名古屋本線木曽川橋梁、魂生大明神を経由し、笠松町港町(笠松湊付近)まで至る全長約2kmの桜並木。植樹本数は約250本。
- 2003年(平成16年)3月には『飛騨・美濃さくら三十三選』に選ばれている。
概要
その他
交通アクセス
外部リンク
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