天神社 (黒部市)とは? わかりやすく解説

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天神社 (黒部市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/18 04:29 UTC 版)

天神社
所在地 富山県黒部市三日市2918[1]
主祭神 菅原大神[1]
創建 宝治年間[1]
例祭 5月5日(春祭)、6月25日(例祭)、10月4日(秋祭)[1]
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天神社(てんじんしゃ)は、富山県黒部市三日市にある神社

概要

祭神は菅原大神、境内地は1,200坪[1]

宝治年間、桜井庄の地頭として赴任した佐野源左衛門常世)が信仰していた『天神』を郷中の惣社として社殿を建立。永正の頃、長尾氏越中乱入の兵火に遭い、社殿を焼失。久しく荒廃したままであったが、元禄に入り信徒により再建された[1]8月17日を例祭日として花角力を興行し、新川郡ないで有名になった[2]

1962年、神域に相応しい現在地に奉遷した[3]。旧神社跡は1966年7月15日に黒部市民会館となった[4][5]。なお、市民会館敷地になってからもエドヒガンの古木(馬場桜[注 1])は残された[6]

移転と同時に例大祭を6月25日と定め、町のじんじ祭りで賑わう日と定め、後祭事を盛大に行っている[3]

脚注

注釈

  1. ^ 常世が桜の木に馬を繋いだ練武の馬場地であったことに由来する。

出典

  1. ^ a b c d e f 『富山県神社誌』(1983年11月10日、富山県神社庁発行)330頁。
  2. ^ 『富山県神社誌』(1983年11月10日、富山県神社庁発行)330 - 331頁。
  3. ^ a b 『富山県神社誌』(1983年11月10日、富山県神社庁発行)331頁。
  4. ^ 『北日本新聞』1965年2月9日付朝刊12面『黒部市民会館 天神社跡で地鎮祭 来年5月までに建設』より。
  5. ^ 『富山県史年表』(1987年3月20日、富山県編集・発行)381頁。
  6. ^ 『北日本新聞』2007年9月19日付朝刊12面『山河の恵み 4 まるごと黒部 三日市と桜井の荘 大いなる歴史ロマン』より。



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