天狗の詫び状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 03:00 UTC 版)
「天狗の詫び状」と言われる判読不能の巻物がある。万治元年(1658年)頃、天城山中の柏峠に天狗が出没し、往来の旅人を悩ませていた。豪力無双できこえた時の佛現寺住職・日安上人は、天狗を懲らしめるため単身柏峠に赴き、天狗の鼻を両手でつかんで捻りあげれば、天狗はたまらず一巻の巻物を置いて、以後その姿を現すことはなかったという。そこで、天狗の書いて残した詫び状であろうということになり、佛現寺の什宝として今日まで伝えられることとなった。
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