大陽寺 (秩父市)とは? わかりやすく解説

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大陽寺 (秩父市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/08 01:41 UTC 版)

大陽寺
所在地 埼玉県秩父市大滝459
位置 北緯35度54分28.8秒 東経138度58分16.4秒 / 北緯35.908000度 東経138.971222度 / 35.908000; 138.971222座標: 北緯35度54分28.8秒 東経138度58分16.4秒 / 北緯35.908000度 東経138.971222度 / 35.908000; 138.971222
山号 大日向山
宗派 臨済宗建長寺派
創建年 鎌倉時代後期
開山 仏国国師[1]
中興 法庵宗源[1]
公式サイト 天空の寺 大陽寺
大陽寺
大陽寺 (埼玉県)
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大陽寺(たいようじ)は、埼玉県秩父市にある臨済宗建長寺派寺院。なお、字は「陽寺」ではなく「陽寺」である。

歴史

鎌倉時代後期、仏国国師によって開山された。仏国国師は後嵯峨天皇の皇子で、修行の地を求めて各地を巡っていた。そして法鳥に導かれて当地に至り、寺を創建した。仏国国師は、ここで修行に打ち込み、里にも下りず、ヒゲも伸ばし放しにしていたことから、やがて「ヒゲ僧」と呼ばれるようになった[2][3]

修行中の仏国国師の姿から、いつしか「天狗が住む」と言い伝えられるようになった。江戸時代山岳信仰の高まりに伴い、人里離れていて「天狗が住む」という当寺は聖地となり、寺運興隆することになった[2]

文化財

  • 大陽寺閻魔堂の仏像群(秩父市指定有形文化財 昭和45年11月3日指定)[4]

交通アクセス

脚注

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  1. ^ a b 新編武蔵風土記稿 新大滝村.
  2. ^ a b 大陽寺について大陽寺
  3. ^ 花井泰子、花井敬、青木忠雄 著『さいたま寺社めぐり 夫婦で訪ねた四季の寺社76選』幹書房、1999年、102-103p
  4. ^ 大陽寺閻魔堂の仏像群秩父市

参考文献

  • 花井泰子、花井敬、青木忠雄 著『さいたま寺社めぐり 夫婦で訪ねた四季の寺社76選』幹書房、1999年
  • 「新大滝村 大陽寺」 『新編武蔵風土記稿』 巻ノ264秩父郡ノ19、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764014/103 

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