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大沼正則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/15 04:50 UTC 版)

大沼 正則(おおぬま まさのり、1925年12月15日 - 2001年7月16日)は、日本科学史家、東京経済大学名誉教授。 化学史を研究。 マルクス主義の立場から反科学・反技術主義を批判した。

略歴

東京府出身。東京工業大学卒業。東京経済大学助教授、1966年教授。1997年定年退任、名誉教授。

著書

  • 『日本のマルクス主義科学論』(大月書店) 1974年
  • 『科学の歴史』(青木書店、青木教養選書) 1978年9月
  • 『科学史を考える』(大月書店、科学全書) 1986年12月
  • 『人間の歴史を考える12 技術と労働』(岩波書店、岩波市民大学) 1995年2月

共編著

  • 『医学の発展』(道家達将共著、筑摩書房、やさしい科学の歴史) 1957年
  • 『道を開いた人びと 世界発明発見ものがたり』(道家達将, 板倉聖宣共著、筑摩書房、新中学生全集) 1962年
  • 『化学の考え方』(鎌谷親善共著、田中実編、学生社) 1963年
  • 『化学 酸素ガスからナイロンまで』(国土社、発明発見物語全集7) 1964年
  • 『物質 鉄からプラスチックまで』(国土社、発明発見物語全集8) 1964年
  • 『戦後日本科学者運動史』(藤井陽一郎, 加藤邦興共著。、青木書店、青木現代叢書) 1975年
  • 『元素の事典 先端技術の基礎を知る』(三省堂) 1985年8月

翻訳

  • 『懐疑的な化学者』(ボイル河出書房新社、世界大思想全集) 1963年
  • 『物理の歴史』(チャールス・A・ライヘン、道家達将共訳、恒文社、図説=科学の歴史6) 1966年
  • 『医学の歴史』(ジャン・スタロビンスキー、道家達将共訳、恒文社、図説=科学の歴史8) 1966年
  • 『元素発見の歴史』1 - 3 (ウィークス, レスター、監訳、朝倉書店) 1988年 - 1990年
  • 錬金術の歴史 近代化学の起源』(E・J・ホームヤード、監訳、朝倉書店、科学史ライブラリー) 1996年6月
  • 『ギリシア数学史』(T・L・ヒース、平田寛, 菊池俊彦共訳、共立出版) 1998年
  • 『古代の技術史 下』(フォーブス、平田寛, 道家達将, 栗原一郎, 矢島文夫共監訳、朝倉書店) 2008年 - 2011年

参考

  • 大沼正則教授年譜並びに主要著作 (大沼正則教授退任記念号) 「東京経済大学人文自然科学論集」1997年9月


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