大嶋仁とは? わかりやすく解説

大嶋仁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/05 13:43 UTC 版)

大嶋 仁(おおしま ひとし、1948年5月15日[1]- )は、日本の比較文学者、福岡大学名誉教授。「からつ塾」運営委員。

来歴

鎌倉市生まれ。1975年東京大学文学部倫理学科卒、在学中にフランス政府給費留学生としてパリに2年滞在。1980年同大学院比較文学比較文化博士課程単位取得満期退学静岡大学講師、バルセロナリマブエノスアイレス、パリで教えた後、1995年福岡大学人文学部教授。2016年退職、名誉教授。佐賀県唐津市で「からつ塾」の運営にも当たる。2011-13年日本比較文学会会長。

著書

  • El Pensamiento Japones EUDEBA(ブエノスアイレス大学出版会)1987
  • 『顔をもった若者たち』径書房 1987
  • 『日本思想を解く 神話的思惟の展開』北樹出版 (フマニタス選書) 1998
  • 『精神分析の都 ブエノス・アイレス幻視』福武書店・福武ブックス 1990、増訂 作品社 1996
  • Le Developpement d'une Pensee mythique Editions Osiris Paris, 1994.3
  • 『表層意識の都 パリ1991-1995』作品社 1996
  • 『こころの変遷 日本思想をたどる』増進会出版社 (Z会ペブル選書) 1997
  • 福沢諭吉のすゝめ』 新潮選書 1998
  • 『ユダヤ人の思考法』ちくま新書 1999
  • 『知の噴火口 九州の思想をたどる』西日本新聞社 2001
  • 正宗白鳥 何云つてやがるんだ』ミネルヴァ書房ミネルヴァ日本評伝選 2004
  • 『日本人の世界観』中央公論新社・中公叢書 2010
  • 『比較文学論考 新しい日本文学への取りくみ』花書院、2011
  • 『メタファー思考は科学の母』弦書房、2017
  • 『科学と詩の架橋』石風社、2022
  • 『生きた言語とは何か 思考停止への警鐘』弦書房、2023
  • 『石を巡り、石を考える』石風社、2023
  • 『1日10分の哲学』新潮新書、2024
  • 『日本文化は絶滅するのか』新潮新書、2025
共著
  • 『ゆらぎとずれの日本文学史』マリア=ヘスス・デ・プラダ=ヴィセンテ共著 ミネルヴァ書房 2005

翻訳

  • マリアヘスス・デプラダ『トンネルの向う側へ』思潮社 1984

脚注

  1. ^ 『現代日本人名録』2002

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