大宮清水園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/12 01:17 UTC 版)
業種 | サービス業 |
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設立 | 1870年(明治3年) |
本社 | ![]() |
サービス | 結婚式、披露宴、各種宴会、レストラン |
ウェブサイト | shimizuen |
大宮 清水園(おおみや しみずえん)は、埼玉県さいたま市大宮区にある結婚式場、宴会場、およびレストランである。武蔵一宮氷川神社に隣接する老舗として、創業150年以上の歴史を持つ。
概要
大宮駅から徒歩圏内、氷川参道に面した立地にある。2024年7月にリニューアルオープンした新社屋は、モダンなデザインと最新の設備を備え、地域の新たな賑わいの発信地となることを目指している。
沿革
- 1870年(明治3年):創業。初代の清水庄七が武蔵一宮氷川神社の参道沿いに開く。当時は約1万坪の広大な庭園を有し、ツツジが咲き誇ることから地元の人々には「清水公園」と呼ばれていた“【会員企業情報】(株)清水園”. さいたま商工会議所. 2025年10月11日閲覧。。
- 明治23年(1890年):2代目・清水友吉が、旧本館跡地に「割烹旅館 清水園」を創業。温泉が湧き出ていたと伝えられており、敷地内には20以上の趣向を凝らした離れ屋があった“株式会社清水園”. さいたまYEG つながるビジネスWeb. 2025年10月11日閲覧。。
- 近代:長年にわたり、大宮の人々の晴れの舞台を支え、結婚式場として親しまれるようになった。
- 代表者による改革:代表取締役社長の清水志摩子氏が就任。「明朗会計」「安心安全」「おもてなしの向上」を掲げ、チップなどの不透明な慣習を改め、コンプライアンス教育を徹底。西洋式ホスピタリティと料亭のおもてなしを融合させた「きちんと正しいハレの場」としての価値を高めた“【会員企業情報】(株)清水園”. さいたま商工会議所. 2025年10月11日閲覧。。
- コロナ禍と新館計画:世界的なコロナ禍の中でも、新館リニューアルの計画を進め、来るべき「ビヨンドコロナ」に備えて社員教育にも力を入れた“【会員企業情報】(株)清水園”. さいたま商工会議所. 2025年10月11日閲覧。。
- 2023年3月:旧建物の営業を終了し、新社屋の建て替え工事に着手。
- 2024年7月:新社屋が完成し、グランドオープン。建設は7代目となる清水孝麿が中心となって推進した。
施設
- 挙式会場:神前式が可能な水上神殿「豊明殿」や、チャペルがある。
- 披露宴会場:庭園を望むバンケットホールなど、複数の会場を備える。
- 鮨割烹 大宮うちゅう:新社屋内に新設されたレストラン。一般客も利用可能である。
交通
- 大宮駅東口より徒歩約10分。
- 首都高速埼玉新都心線「新都心西出入口」から車で約10分。
過去の事業
- 清水園フサ:2025年2月28日をもって一時休業し、本店に統合された。
- グループ会社:過去にアルーサ清水園やホテルアイオラなどもグループであった。
脚注
外部リンク
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