夢巌祖応とは? わかりやすく解説

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夢巌祖応

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/02 17:46 UTC 版)

夢巌 祖応(むがん そおう、生年不詳 - 1374年12月5日応安7年/文中3年11月2日))は、南北朝時代臨済宗の僧である。諡号は大智円応。

経歴・人物

出雲に生まれ、上洛東福寺住職の潜渓処謙の門人となる。後に出雲に戻り、学問に専念した。約30年後の1369年応安2年/正平24年)に京都に戻り、同寺の第40世住職となった。同時期に儒学を学び、『孟子』を聴衆に講じた。

さらに、師匠の潜渓が住職となった本成寺塔主となり、書物もよくした。同時期に活躍した中巌円月と共に「五山学芸僧」の一人となり、一躍名を馳せた。門弟には岐陽方秀、東漸健易、惟肖得巌がいる(彼らは全員「五山学芸僧」の一員でもある)。

主な著作物

  • 『早霖集』
  • 『大智円応禅師語録』- 全2巻。

出典




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