夜廻とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 夜廻の意味・解説 

夜廻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/31 08:06 UTC 版)

夜廻
YOMAWARI: Night Alone
ジャンル 夜道探索アクション
対応機種 PlayStation Vita
PlayStation Vita TV対応
Microsoft Windows (Steam)
Nintendo Switch
DMM GAMES
iOS 9以上/Android 4.4以上
発売元 日本一ソフトウェア
NIS America
人数 1人
メディア [PS Vita] PS Vitaカード
[共通] ダウンロード専売
発売日 PlayStation Vita
2015年10月29日
2016年10月25日
2016年10月28日
Microsoft Windows
2016年10月25日
Nintendo Switch
2018年10月25日
DMM GAMES
2019年1月25日
iOS/Android
2019年7月27日
対象年齢 CEROC(15才以上対象)
ESRBT(13歳以上)
PEGI12
コンテンツアイコン 暴力
Blood,Violence
Fear,Violence
売上本数 5万本(出荷本数)[1]
テンプレートを表示

夜廻』(よまわり)は、日本一ソフトウェアのゲームソフト。2015年10月29日にPlayStation Vita用として発売され、後に様々なプラットフォームに対応。北米・欧州でも『Yomawari: Night Alone』のタイトルで2016年10月25日・28日にPlayStation VitaおよびMicrosoft Windows (Steam) 用ソフトとして発売されている。

2017年8月24日に続編『深夜廻』が発売された。2018年10月25日(日本以外では10月26日・30日)には2作をまとめたNintendo Switch用ソフト『夜廻と深夜廻 for Nintendo SwitchYOMAWARI: The Long Night Collection)』が発売[2]。2019年1月25日にはDMM GAMESで配信。2019年7月27日からはiOS及びAndroid版が配信された。2022年4月21日には続編の『夜廻三』が発売された。

いなくなったものを探す少女が、夜の街を探索する[3]

あらすじ

ある夏の日の夕方、愛犬ポロと散歩にでかけた少女は、道中で自分の不注意でポロとはぐれてしまう。

一人家に帰ってきた少女を見た少女の姉は、ポロを探しに夜の街に出掛けるが、いつまで待っても帰ってこない。意を決して夜の街に出た少女は、昼間の街からは想像もできないような、不気味な夜の街を目の当たりにする。

システム

夜の街を懐中電灯を手に探索し、暗いところに懐中電灯の光を当てて、これが何かを判別することで情報や噂を収集したり、街に落ちているアイテムを拾い、これを駆使して探索を行いながら、消えた姉と愛犬ポロの手がかりを集めていく。

街にはお化けと呼ばれる存在が徘徊しており、多くのお化けは少女に襲い掛かるため、姿を隠したりアイテムを使うことで回避する。お化けに捕まってしまうと、自宅や中間地点から再スタートとなる。中には変わった行動をとるお化けもいる。

本作のシステムの特徴として「心臓音システム」があり、少女の近くにお化けがいると、心臓音と共に画面が脈を打ち始める。鼓動の音や早さでお化けの位置を判別することできるが、心臓音が鳴っている間は少女の行動の一部に制限がかかる。

登場人物

メインキャラクター

少女
本作の主人公。リボンのついたカチューシャをつけている。本編では明かされなかったが、設定段階では「ことも」という名前が与えられていたことが、ディレクターにより明かされた。
姿を消した姉とポロを探しに懐中電灯を片手に夜の街を彷徨う。
『深夜廻』ではクリア後に「となりまち」のサブイベントに登場する。
少女の姉。ゲーム中では「おねえちゃん」と呼ばれる。消えたポロを探しに行ったきり、帰って来なくなる。
ポロ
少女と姉が飼っている愛犬。散歩中、とある理由から消息不明になった。

お化け

街灯下の影
街灯の下にいる人型の影。
子供の霊
大きな口で笑う事故死した人型の霊。
道ふさぎ
大きな目と口と複数の足を持つ異形のお化け。
盲目の霊
釘が刺さった血まみれの包帯を頭に巻いている人型の霊。
顔面岩
人の顔型の岩。
化け猫
普段は普通の猫に化けており、少女が近づくと巨大な猫の頭になって襲ってくる。
よまわりさん
袋を巻き付けた触手を持つ異形のお化け。
首無し馬
同じ道を走っている首の無い馬。
メリーさんの人形
持ち主に捨てられた人形で、持ち主を探している。
大きなだるま
両目が描かれていないだるま。

開発

本作は、デザイナーの溝上侑が本一ソフトウェアの社内コンペティション「日本一企画祭」にて出した画をもとに誕生した[4]

評価

小説

2017年2月22日にPHP研究所より刊行。2017年3月6日に第1版第1刷発行。著者は保坂歩、イラストは溝上侑。本体価格は税別1300円

小説版では少女視点でゲームの内容に沿った物語が進められる他、ゲームでは触れられなかった「姉」目線での物語も明かされることになる。

脚注

出典

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「夜廻」の関連用語

夜廻のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



夜廻のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの夜廻 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS