多宝院_(台東区)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 多宝院_(台東区)の意味・解説 

多宝院 (台東区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/15 08:21 UTC 版)

寶塔山龍門寺多寶院
所在地 東京都台東区谷中6-2-35
位置 北緯35度43分21.4秒 東経139度46分10.8秒 / 北緯35.722611度 東経139.769667度 / 35.722611; 139.769667 (多宝院 (台東区))座標: 北緯35度43分21.4秒 東経139度46分10.8秒 / 北緯35.722611度 東経139.769667度 / 35.722611; 139.769667 (多宝院 (台東区))
山号 寶塔山
院号 多寶院
宗旨 新義真言宗
宗派 真言宗豊山派
本尊 多宝如来
創建年 慶長16年(1611年
開山 宥純
正式名 寶塔山龍門寺多寶院
札所等 御府内八十八ヶ所霊場49番、御府内二十一ヶ所霊場9番札所
文化財 弘法大師二十一ヶ寺御詠歌所附版木(台東区登載文化財)、御府内八十八ヶ所大意版木(台東区登載文化財)、庚申塔1基(台東区登載文化財)
法人番号 4010505000382
テンプレートを表示

多宝院(たほういん)は、東京都台東区谷中六丁目にある真言宗豊山派寺院

歴史

1611年慶長16年)、宥純によって開山された。元々は神田に位置していたが、1648年慶安元年)に現在地に移転した[1]

当院の本尊多宝如来である[1]。これが院号の由来となっている。通常、多宝如来は法華経の説話(第11品:見宝塔品)に基づき、釈迦如来と2体1組で製作される例が多いが、単独の本尊となっているのは極めて珍しい。ちなみに法華宗日蓮宗系の寺院の本尊で見られる一塔両尊の「両尊」は、釈迦如来と多宝如来のことである。

文化財

  • 弘法大師二十一ヶ寺御詠歌所附版木(台東区有形文化財 平成4年度登載)[2]
  • 御府内八十八ヶ所大意版木(台東区有形文化財 平成4年度登載)[3]
  • 庚申塔1基(台東区有形文化財 平成19年3月登載)[4]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b 東京市下谷区 編『下谷区史』東京市下谷区、1935年、1033p
  2. ^ 弘法大師二十一ヶ寺御詠歌所附版木台東区
  3. ^ 御府内八十八ヶ所大意版木台東区
  4. ^ 庚申塔台東区

参考文献

  • 東京市下谷区 編『下谷区史』東京市下谷区、1935年



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  多宝院_(台東区)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「多宝院_(台東区)」の関連用語

多宝院_(台東区)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



多宝院_(台東区)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの多宝院 (台東区) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS