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増田譲二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/28 20:24 UTC 版)

ますだ じょうじ

増田 譲二
(Masuda Joji)
生誕 (1948-02-12) 1948年2月12日
日本
   東京都
出身校 成蹊大学
職業 技術者
経営コンサルタント
大学講師
成蹊大学
(Seikei University)
団体 日本科学技術連盟
日本VE協会
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増田 譲二 (ますだ じょうじ 1948年(昭和23年)2月12日 - )は、日本の技術者・経営コンサルタント・大学講師。元日産自動車株式会社 VP(Vice President)(兼)コスト エンジニアリング本部長(兼)車両品質推進部を歴任し、自動車業界における原価管理や品質改善の実務において高い評価を受けている。

活動・実績

概要

 日産リバイバルプラン(NRP)における原価改革推進、NEDO事業での電気バス導入  企業価値向上の戦略 (日本管理会計学会企業調査研究プロジェクトシリーズ No. 9) (共著)

経歴

日産自動車に入社後、シャシーおよび車体設計に従事。欧州開発拠点であるNETC(Nissan European Technology Centre)への出向経験を経て、TQM(Total Quality Management)推進本部にてマネジメント改革を推進。1999年、カルロス・ゴーン体制のもと「ニッサンリバイバルプラン(NRP)」における原価低減・削減活動をグローバル日産の責任者として主導し、V字回復の基盤を作ると共に3年目標を1年前倒しで達成するきっかけになるなどの成果を挙げた。

その後、実務経験に基づいた講演会や実践指導会を行うと共に、明治大学経営アカデミィー講師・淑徳大学経営学部兼任講師・関西大学で講師を務めている。2016年からはNEDOの国際プロジェクトに参画し、小型電気バスの開発・生産をフィリピンにて展開した。

語録・講演

講演活動を進める中で、より多くの方々(特に若手技術者)に知って頂ければということで2022年8月に「今、若い人に伝えたい ものづくりから学んだ経験知 -増田語録-(100選)」という小冊子を作成した。この冊子を基に2022年12月に日本科学技術連盟、2025年2月には日本VE協会・関西支部でオンライン配信を含めて講演会を実施し、多くの若者や現場技術者に向けて、自身のキャリアを通して得た実践的経験知を語った。

この冊子では、原価・コスト、品質管理ナレッジマネジメント、そして仕事・社会人生活において有用とされる考え方が五つのテーマに整理されており、「増田語録(100選)」として参加者に配布された。これは、次世代を担う人財が仕事に自信を持って取り組むための指針として活用されている。

著書・受賞歴

・共著『企業価値向上の戦略 (日本管理会計学会企業調査研究プロジェクトシリーズ No. 9)』(日本管理会計学会・企業調査研究プロジェクトシリーズ、2013年)
第1部 企業価値向上の戦略(企業価値向上の全社戦略と事業戦略企業価値向上のマーケティング戦略)
第2部 製品開発の戦略と管理(新たな事業戦略・製品戦略と技術経営新製品開発活動の管理)
第3部 企業価値向上のマネジメント(レピュテーション・マネジメントによる企業価値の向上バランスト・スコアカードによる企業価値の創造)
第4部 企業価値向上の評価(多次元業績尺度の最適調整企業価値評価法の類型)
・(社)日本VE協会 全国VE大会「VE功労賞」受賞 (2005年)
若い人に伝えたい ものづくりから学んだ 経験知 -増田 語録-(100選)
Ⅰ:原価・コストに関して、Ⅱ:品質に関して、Ⅲ:ナレッジマネジメントに関して、Ⅳ:仕事をする上で知っておいた方が良いと思うこと、Ⅴ:社会人として知っておくと為になこと

脚注

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