塩水溜まりは『海底の湖』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/04/27 22:07 UTC 版)
「塩水溜まり」の記事における「塩水溜まりは『海底の湖』」の解説
塩水溜まりは、しばしば「海底の湖」に喩えられる。なぜなら、塩分濃度の高い塩水は、通常の海水よりも密度も高いため、その上にある海水と、そう簡単には混ざらないからである。このような塩水と、その上にある海水との間には、明瞭な境界が見られ、まるで「湖面」と「湖岸線」のような境を海底に形成する 。 もし潜水艦で塩水溜まりに潜ろうとすると、塩水が高い密度を持っているため、何らかの工夫をしないと、塩水溜まりの表面に浮かんでしまう。なお、潜水艦が、この塩水溜まりの「湖面」で動くことで、塩水溜まりの塩水とその上にある海水との境界面に波を発生させることが可能であり、それはあたかも「湖岸線」に打ち寄せる波のように、塩水溜まりの縁へと打ち寄せる 。
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