四戸潤弥とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 四戸潤弥の意味・解説 

四戸潤弥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/10 06:11 UTC 版)

四戸 潤弥(しのへ じゅんや、1952年-)専門:イスラーム法学、アラビア語文法学。同志社大学神学部神学研究科、大学院神学研究科教授(-2023/03/31),同志社大学一神教学際研究センター(CISMOR)共同研究員、同志社大学一神教研究センター(CISMOR)センター長(-2018/03/31)。同志社大学名誉教授(2023/04/04-)。拓殖大学イスラーム研究所客員教授。

人物・経歴

福島県郡山市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得。早稲田大学大学院法学研究科修士課程(民事法学専攻)修了 、カタール国立大学イスラーム学・法学部(イスラーム法専攻)卒 、東京大学新聞研究所教育部卒(現:東京大学大学院情報学環・学際情報学府教育部)、早稲田大学政治経済学部政治学科卒。

著作

単著

  • 四戸潤弥(1992)『イスラム世界とつきあう法―外交・ビジネスから男女関係まで』東洋経済新報社、ISBN-13 978-4492220979
  • 四戸潤弥(2001)『イスラム世界とつきあう法』増補版、東洋経済社、ISBN-13 ‎ 978-4492222140
  • 四戸潤弥(1996)『現代アラビア語入門講座〈上〉』 東洋書店(1996初版、1996、二刷、2008三刷)、ISBN-13 978-4885951855
  • 四戸潤弥(1996)『現代アラビア語入門講座〈下〉』 東洋書店(1996初版、1996、二刷、2008三刷)ISBN-13 978-4885951862

共著

  • 「ムカッラフ(能力者)概念をめぐる信仰告白表明と審判」『宗教における死生観と超越』所収、方丈堂出版、2013
  • 「現代社会とイスラーム -イスラーム信徒少数派社会、日本」『イスラーム信仰と現代社会』所収、イスラーム信仰叢書10、国書刊行会、2011
  • 「イスラ―ムの平和 -慈悲と慈愛の信仰構造を通して-」小原克博編『宗教と対話 -多文化共存社会の中で‐』教文館、全頁302頁、pp.163-189、2017
  • 「『クルーアン』をめぐる日本のイスラーム学」日本のイスラームとクルアーン編集委員会編『日本のイスラームとクルアーン ー現状と展望ー』晃洋書房、全頁181頁、pp.123-160、2020
  • "Silk Road of Japan via China in the 7th Century and the Concepts of Grace, Islam, and Ibāḍī Muslims in a Structural Analysis of the" Teaching of Islam""  ""The Silk Roads between China and Oman""  (vol. 16), Ministry of Religion, Oman,Georg Olms Verlag,pp.145-150,"242pages(B4)、2021

論考

  • 「近代の肖像 有賀文八郎1〜3」、『中外日報』7月9.14、16日付所収、2009
  • دعوة الإسلام في عصر النبي صلى الله عليه وسلم من خلال تحليل سورة الفاتحة" مجلة الدراسات اليابانية والشرقية ، مركز الدراساتد الشرقية ، جامعة القاهرة،ص63-71 لعام2015م 「預言者時代のイスラーム宣教-クルアーン第1章開端の章の分析を通じて-」(アラビア語)カイロ大学東洋研究所紀要雑誌『日本、東洋研究』2015、pp.63-71、アラビア語
  • 「特集アジアにおけるムスリム・マイノリティのイスラーム復興 はじめに」『JISMOR一神教学際研究』No.26/2020,同志社大学一神教学際研究センター、pp.1-9
  • 「一神教系譜のイスラーム」『基督教研究』第83巻・第2号、2021/12月号、同志社大学神学部基督教研究会pp.1-18

主要翻訳

  • 『中東世界の再編成:アラブの視点から』(拓殖大学・カイロ大学共同論文集)、1997年

教育・公開活動など

  • HP「アラビア語HP講座初級講座公開」、2007年
  • HP「アラビア語HP講座中級講座公開」、2011年

エピソード

1

 ペルシャ湾岸産油国カタールの同国立大学へ留学卒業しているが、契機は、エジプトムスリム同胞団メンバーで、カタールを拠点にイスラーム世界のイデオローグとして有名なユーセフ・カルダーウィー(Yusuf al-Qaradaw1926/09/09-)同大学学部長(当時)が来日し、日本ムスリム協会を訪問していた際に受け入れが決まった。彼はカタール大学留学中、学生として直接講義に出席している。

2

 アラビア語に堪能で、日本政府招聘客(王族、政治家、高官、技術研修員)の通訳を、第1次湾岸戦争(1990-91)、米対アフガン戦争(2001)、第2次湾岸戦争(2003)では、東京のテレビキー局で、アルアラビーア(UAE)、アルジャズィーラ(カタール)などのアラビア語放送同時通訳、取材ビデオ翻訳を、またアラブ映画祭日本作品アラビア語翻訳、テレビドキメンタリー和訳、法廷通訳を経験し、中東諸国の学会ではアラビア語で研究発表を行っている。

注釈・出典



このページでは「ウィキペディア」から四戸潤弥を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から四戸潤弥を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から四戸潤弥 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「四戸潤弥」の関連用語

四戸潤弥のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



四戸潤弥のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの四戸潤弥 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS