唐松野の戦いとは? わかりやすく解説

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唐松野の戦い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/06 10:00 UTC 版)

唐松野の戦い(からまつののたたかい)は、天正15年(1587年)4月に安東領と戸沢領の境界にある唐松野で行われた合戦[1]

檜山城主・安東愛季は横手城主・小野寺義道と対立関係にあった。愛季は義道と角館城主・戸沢盛安が不和となったことを好機と捉え、盛安と共同で小野寺領への侵攻を提案したが、盛安がこれを拒絶した[1]

盛安の拒絶を受けた愛季は戸沢領への侵攻を決定。戸沢盛安は安東領と戸沢領の境界である唐松野で安東勢を迎撃した。4月6日から3日間にわたる激戦が繰り広げられた[1]

3日間の戦闘の末、両軍とも兵を退いた。安東愛季はこの戦いで陣没し、安東氏の戸沢領侵攻の試みは失敗に終わった[1]

出典

  1. ^ a b c d 小和田泰経『戦国合戦史事典』碧水社、2010年4月16日、249頁。ISBN 9784775308011 



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