和裁の指貫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/30 14:26 UTC 版)
和裁で使われる指貫の素材には革、金属、プラスチック、布などが使われる。明治・大正時代の家庭では千鳥かがりのため、和紙を重ねた厚紙を輪にして上から真綿を巻いた指貫が作られていた。 輪の大きさは留め糸を使って調節し、右中指の第一関節と第二間接の間の太さに合わせる。鹿皮、牛皮のなめした側を指にあて、針が滑らないように小さなへこみが付けられている。長針の運針の時には金属製の皿が付いた指貫が使われる。
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