十和田操とは? わかりやすく解説

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十和田操

(和田豊彦 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/01 14:26 UTC 版)

十和田 操(とわだ みさお、男性、1900年3月8日 - 1978年1月15日)は、日本の作家。本名・和田豊彦。

来歴

岐阜県郡上郡生まれ。父は逓信官吏。1924年明治学院高等学部文藝科卒。在学中受洗。上京して時事新報社に入る。

1929年、同人誌『葡萄園』に参加、吉行エイスケ小田嶽夫古谷綱武らを知る。1936年時事通信社が解散し、1937年、朝日新聞社入社。1939年『屋根裏出身』で芥川賞候補。

その後兵役で満洲仏印に転戦。戦後も朝日新聞に勤めるかたわら創作を行う。1971年児童文化功労者。

晩年は明治学院大学講師も務めた。1978年1月15日、急性心衰弱により東京都目黒区の自宅にて死去。告別式は芝高輪教会で行われた[1]

著書

  • 『判任官の子』赤塚書房 1937.6
  • 『平時の秋』竹村書房 1939
  • 『屋根裏出身』赤塚書房 1939
  • 『美しき果実』真光社 1948
  • 『戀の十字架』日京書院 1948.8
  • 『二階のない学校』同和春秋社(昭和少年少女文学選集) 1955
  • 『十和田操作品集』冬樹社 1970

翻訳・再話

関連項目

脚注

  1. ^ 訃報欄 十和田操氏 (作家=本名・和田豊彦 明治学院大講師)『朝日新聞』1978年(昭和53年)1月17日朝刊、13版、23面

参考

  • 日本近代文学大辞典 



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