原彩水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/18 14:33 UTC 版)
原 彩水
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はら あみ | |
生誕 | 1999年9月1日 東京都目黒区 |
教育 | 多摩美術大学 美術学部 生産デザイン学科(プロダクトデザイン専攻) 卒業 |
職業 | 実業家、プロダクトデザイナー |
団体 | 株式会社amieve |
親戚 | 原直樹(父) 髙梨芳郎(曽祖父) 髙梨昌芳(大叔父) 髙梨信芳(従甥) |
原 彩水(はら あみ、1999年9月1日 - )は、東京都目黒区出身の実業家。株式会社amieve(アミーヴ)の創業者および代表取締役。多摩美術大学美術学部生産デザイン学科卒業。
経歴
東京都目黒区出身。多摩美術大学在学中に、企業40社に近未来の製品やモビリティを提案する企画NEXT STANDARDを主催[1]。また、コスメの使用過程に着目したアイシャドウデザイン「Erz -使う過程を美しくするアイシャドウ-」を発表し、同作品は、2022年度グッドデザイン・ニューホープ賞の《物のデザイン》カテゴリーに入選した[2]同年、「MEFRA-デジタル時代の新たな記憶の残し方-」を発表[3]。
大学卒業後、パナソニック株式会社に入社。その後独立し、株式会社amieve(アミーヴ)を創業。オリジナルネイルブランド「EVER NAIL(エバーネイル)」を展開[4]。ネイルチップに関する独自の装着技術(形状記憶ポリマーを利用した成形方法)を開発し、2023年に特許を出願した[5]。
家族・親族
父は実業家の原直樹。
曽祖父は、明治乳業、森永乳業、雪印メグミルク、江崎グリコに次ぐ国内5番手の大手乳業、高梨乳業の創業者の髙梨芳郎。
高梨乳業2代目社長の髙梨昌芳は大叔父にあたる[6]。
人物
兄と4人家族で育つ。2015年には、父が購入したマンションを家族で解体し、内装工事までをほぼDIYで行い、自邸を完成させた。この体験は、ものづくりに対する価値観の原点のひとつとなっており、家族との大切な思い出として語られている[7]。
受賞歴
- 2022年 - グッドデザイン・ニューホープ賞《物のデザイン》入選 作品:「Erz -使う過程を美しくするアイシャドウ-」[2]
特許
- 「ネイルチップの装着装置及び装着方法」[5]
脚注
- ^ “プロダクトデザインの3年生が企業40社に近未来の製品やモビリティを提案”. 多摩美術大学 (2022年12月21日). 2025年4月16日閲覧。
- ^ a b “GOOD DESIGN NEW HOPE AWARD 2022 |グッドデザイン・ニューホープ賞”. GOOD DESIGN NEW HOPE AWARD 2022 |グッドデザイン・ニューホープ賞. 2025年4月16日閲覧。
- ^ “MARFE”. 多摩美術大学 (2023年3月1日). 2023年3月1日閲覧。
- ^ “会社概要”. EVER NAIL. 2025年4月16日閲覧。
- ^ a b “ネイルチップの装着装置及び装着方法 | 特許情報 | J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター”. jglobal.jst.go.jp. 2025年4月16日閲覧。
- ^ 閨閥博士 (2022年10月22日). “高梨家(タカナシ乳業社長・高梨信芳・高梨昌芳の家系図)”. 閨閥学. 2025年4月16日閲覧。
- ^ “収納王子コジマジック、家族全員でDIYした建築家の住まいに感動!”. ESSEonline(エッセ オンライン) (2019年7月19日). 2025年4月16日閲覧。
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