南興神社とは? わかりやすく解説

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南興神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/03 01:26 UTC 版)

南興神社


南興神社跡(鳥居は現存しない)

所在地 南洋群島サイパン島チャランカ町
位置 北緯15度09分01.06秒 東経145度42分13.57秒 / 北緯15.1502944度 東経145.7037694度 / 15.1502944; 145.7037694 (南興神社)座標: 北緯15度09分01.06秒 東経145度42分13.57秒 / 北緯15.1502944度 東経145.7037694度 / 15.1502944; 145.7037694 (南興神社)
主祭神 天照大神
創建 1937年昭和12年)
本殿の様式 春日造
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松江春次が奉納した鳥居(2011年5月撮影)。現在は撤去されている。

南興神社(なんこうじんじゃ)は、南洋群島サイパン支庁チャランカ町(現・アメリカ合衆国北マリアナ諸島チャラン・カノア)にあった神社である。

歴史

戦前

1937年(昭和12年)に創建された神社で、南洋興発社長の松江春次らが発起人となった。南洋興発は当時の南洋群島最大の企業であり、従業員の福利厚生の一環として、心の拠り所となるべき神社を各地に建てていた。南興神社も南洋興発サイパン製糖工場のそばに建てられた。神社名の「南興」は南洋興発の略称に由来する。往年の例祭では南洋興発関係者やチャランカ町町民が集まり、サトウキビの豊穣を祝ったという。

戦後

戦後、南洋興発は消滅し、サイパン製糖工場も「マウント・カーメル教会」というカトリック教会になった。南興神社境内もマウント・カーメル教会が運営する墓地となった。ただ神社だった頃の名残もあり、墓地中央の十字架の置かれた祠は社殿のような造りになっており、当時の石灯篭が今もなお残されている。

参考文献

関連項目




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